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イチゴのケーキ・試作№2(その1) [スポンジケーキ]

前回使った小粒の「あまおう」イチゴ。
同じものを求めて、業務スーパーへ自転車を走らせた私でしたが…。
残念ながら、その日は見当たらず。
売り場にあるのは、ちょっと大粒で、あまりケーキには向いてそうにない感じのものばかり。

まあ、イチゴって生ものですもんねー。
いつ行っても同じ品物が置いてあるわけはないのだわ。

仕方なく、今回は別のスーパーで見つけた、特売イチゴを使用することに。
こちらも1パック480円と、さすがに旬だけあってお求めやすい価格になっておりました。

その他の材料も買い求め、揃ったところで作業開始~。
前回の教訓をふまえ、今回は自信がないけど共立てでやってみることにする。
分量は同じ。

小麦粉…65g
卵…2個
砂糖…65g
バター…小さじ2
牛乳…小さじ2

小麦粉をふるって、バターと牛乳をレンジで溶かすのは前回通り。
次に卵を泡立てるのだけど、卵黄と卵白に分けていたところを、今回はそのままボウルに割り入れ、砂糖と一緒にもったりするまで泡立てる。

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カチャカチャカチャカチャ…。
必死で混ぜ続けること約5分。
まだまだ「もったり」にはほど遠い[あせあせ(飛び散る汗)]
手動での泡立ては慣れているのだけど、こういうときはやっぱり電動の泡立て器が欲しい~と思ってしまいます。

結局8分ほど続けて、なんとかもったりしてきたかなー。
ちなみになぜ時間を計ったかというと、次にやるときの目安にしたかったから。
失敗したら、次回はもっと時間を長く…とか、改善しやすいですからねー。

あとは小麦粉、バター&牛乳の順に混ぜて、型へ流し入れる。
今回はガトーショコラで試した、紙を敷かずにバターを塗って小麦粉をはたく方法(→ガトーショコラとの格闘・その2)でやってみることにしました。

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理由は、焼き縮みがまったくなければ、同じ型をセルクル代わりに使えるかも?と思ったから。
それに、型に入れたまま逆さにして冷ますのも試してみたいし、あとはなんといっても紙を敷かないと作業が楽なんですよねー(^^ゞ

温度と時間も同じ、170℃30分で、焼き上がりはこんな感じ。

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このアングルだとちょっとわかりにくいけど、なかなかふくらんでます〜。
そして、このままひっくり返し…。

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上から濡れ布巾を被せて(そのほうが早く冷めるので)待つこと約2時間。
すっかり冷めたころ、もとに戻してみる。

DSC_0785.JPG

へ~~~っ。
焼き立てのときは中央だけ少し盛り上がってるのに、反対にしておくと均一になるんですねー。
今までのところは、なかなかいい感じっぽいです。

そして、竹串を使って型から外し…。

DSC_0787.JPG

うーん、側面はやっぱり紙を敷いているほうがきれいかなあ…。
竹串で型からはがすのと、紙をはぎとるのでは、やはり紙のほうがなめらかになるんですよねー。

でも、まあこれなら許容範囲だと思い直し、いよいよ次はデコレーションへ作業は移るのでありました。
後編へ続く~。
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理想の「あまおう」イチゴケーキ…味見の結果は? [スポンジケーキ]

前回、めずらしく見た目にいけてる(と自分では思っている)イチゴのケーキを作り上げた私。
デコレーションして、またまた冷蔵庫で冷やし、そしてようやく試食のときがやってまいりました~。

慎重にケーキをテープルへ置き、美しい見た目を崩すことのないよう、イチゴのないところを選び、おもむろに包丁を入れる。
入れる、入れる、入れ…。

………かたい[たらーっ(汗)]

これはもしかしなくても、中に丸ごとゴロゴロ入っている、「あまおう」イチゴのせいに決まってます[あせあせ(飛び散る汗)]
しかし、ここで崩してしまっては、手間暇かけて(実際、けっこうかかってます!)作った甲斐がない。
なので、包丁を持つ手にぐっと力を入れ、イチゴを確実に切断(笑)すべく、じっくりと切り進めていく。

その根性が実を結んだのか、なんとか1ピース、切りとることに成功~。

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うーん、今切ったところの断面が、どうもあんまりきれいじゃないんだよなー。
たっぷりクリームがはさんであるところを切るから、どうしても包丁についちゃって、で、イチゴの断面もクリームで若干白くボケてしまう。
でも、イチゴを色鮮やかなままにするのは、たぶんどうがんばっても無理。

それに、こんなに切りにくいのも予想外だし、もう中へ入れるイチゴは、細かく刻んでしまったほうがいいかもしれない。
美しい見た目には、外周のイチゴさえあれば十分ですからねー。

まあ、ここまできたら見た目はもういい。
あとはお味ですわ~。
…と、おもむろに先端へフォークを入れ、一切れ口にする。

うーん、悪くはない。
悪くはない…んだけど、正直いって見た目から抱く期待度には、残念ながら及ばないんだよなあぁぁぁ[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

まず、スポンジがイマイチ。
いや、別立てにした時点で、この程度にしかできないことはわかっていたんだけど、どうせなら見た目と釣りあうスポンジにしたいじゃないですか~。

となると、避けてきた「共立て」で作るしか…ないんでしょうねー。
うまくできるのかなあ。

それから生クリーム。
前にも書いた通り(→次なる標的は…ガトーショコラ!)、基本的に植物性脂肪のホイップクリームを使用する私ですが、それには節約以外にもうひとつ理由があるんですね。

これを書くと、確実に「貧乏舌」なのがバレると思うのですが、実は私、動物性脂肪の純生クリームだと、脂っこくて若干胃もたれしてしまうことがあるのです…[あせあせ(飛び散る汗)]
つまり、味も実は、さっぱりした植物性脂肪のホイップクリームのほうが好きなんですよ(^^ゞ

でも、これだけたっぷりクリームをはさむとなると、たとえ植物性であっても、砂糖はできるだけ控えてはいても、しつこくなるに決まってます[あせあせ(飛び散る汗)]
だって、15cm型で焼いたケーキに、通常18cm型で作るケーキと同量の、つまり200mlものクリームを使っちゃってるんですから…。

見た目は合格点でも、食べるとやはりポロポロとアラは出てくるもので…。
これらの課題を改善すべく、私はまたしても格安イチゴを買い求めるべく、業務スーパーへと向かうのでありました~。
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イチゴのケーキのデコレーション [スポンジケーキ]

イチゴのケーキ作りもいよいよ後半。
あとはデコレーションするのみ…というところまでやってまいりました!(といっても、まだスポンジを焼いただけですが…)

私が作りたいのは、
 ・イチゴの断面をきれいに見せる。
 ・丸ごとのイチゴをたくさんはさむ。
 ・イチゴの間にはたっぷりの生クリームを。
こういうケーキ。
イチゴが縦にぐるりと並んだ、一目見て心が躍るようなものなんです。
そのためにはあーしてこーしてと、脳内ではどんどん構想がふくらんでいくわけですよ(笑)。

ただ、思い描いた通りに作ろうとするなら、焼き上げたスポンジにぴったり合うサイズのセルクル型が必要。
でも、そんな都合のいいセルクル型が、そのへんに売っているはずもなく…。
焼くのに使った型が利用できればいいんだけど、どうしても焼き縮みが出てしまうから、スポンジのほうが小さくなってしまうんですよね。

仕方なく考えついた方法が、紙をスポンジ台にぴっちり巻きつけるというもの。
イチゴやクリームで、でろ~んとなってしまったらどうしよう…という不安はあるものの、ほかに方法が思いつかないので、とりあえずそれでやってみよー。

やり方を再確認し、スポンジも冷めたところで、生クリームを泡立てて作業開始。
まず、スポンジ上部のかたい部分を切りとり、スポンジを2枚にスライスして、シロップを薄く塗る。
こうすると、パサパサになったスポンジでもしっとりするんですよねー(ごまかしているだけともいう…)。

そして、そのスポンジに合わせて紙をきっちり巻きつけ、生クリームを薄く塗って、周囲にイチゴを並べていくわけです。

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イチゴはもっとびっしり並べたかったんですが、試食しすぎたせいで数がギリギリに[あせあせ(飛び散る汗)]
ちょっとスカスカになるかもしれないけど、この際キニシナイ(笑)。
作り上げることに意義がある~(^^ )

並べ終わったら、中にも丸ごとのイチゴをたくさん置いて、その隙間を埋めるように生クリームを塗るというか流し込むというか、↓こんな感じにしていきます。

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イチゴが隠れるところまで生クリームを入れたら、とりあえずここの部分は完成。
横から見たところがこれ。

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とりあえず、今のところ紙はでろでろにはなってない~(若干横に広がってはいるけど[あせあせ(飛び散る汗)])。
この上にもう1枚のスポンジを被せ、ラップをして冷蔵庫で何時間か冷やす。
そして、紙をはがし、残った生クリームでデコレーションして、できあがったのがこれ!

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なんとまあ、私にしてはめずらしく、ほぼ思った通りにできてるじゃないですか~~!

細かいことをいうなら、本当は上にもイチゴを丸ごと並べたかったんですが、なんせ数が足りないので、半分にカットしてごまかし[あせあせ(飛び散る汗)]
ついでに絞り出した生クリームも、ちょっとだけ立て方がゆるくて気にくわないのだけど、それもまあ許そう(笑)。

とにかく、断面がきれーに出た感じ、私の求めていたのはこれなんですよ~!(←歓喜[ぴかぴか(新しい)]

自分でも自覚しているのですが、私にはセンスというものがなく、凝ったデザインとか、華やかな感じとか、本当に無縁なんですよ。
だから、ぱっと見においしそうなものが、なかなか作れなくて、いつも超てきとーに生クリームを絞って、フルーツを置いてごまかしてたんですよね。
まあ、今回のもデコレーションは適当なんですけど、それでも私にしては上出来。

予想外に初回から満足な結果を得て、あとは試食を待つばかりなのでありました~。
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スポンジケーキ作りの思い出 [スポンジケーキ]

思い起こせば、昔々自分で最初に作ったのが、イチゴのホールケーキでした。
友人と試行錯誤しながらスポンジを焼いて、デコレーションして、まあ出来はそれなりでしたが、丸い豪華な(子どもの感想です)ケーキを自作できたのがうれしかったなー。
以来、いろんなケーキを作ってきましたけど、間違いなく一番数をこなしたのがスポンジケーキだったのです。

ただ、誰に教えてもらうわけでもなく、レシピだけが頼りだったもので、初めのころはまともなものができませんでした。
クッキーとかパウンドケーキなんかは、下手でもまあそれらしくできるのに、スポンジケーキは売ってるものとはほど遠い、かたくてキメが粗い、とても「ケーキ」とは呼べないシロモノ。
家族からはいつも、「ケーキじゃなくてパン」と酷評されておりました[あせあせ(飛び散る汗)]

それでも懲りずに作っていると、なんとなく「さっくり混ぜる」ということがわかってきて、少しずつ「パン」から「ケーキ」へ近づいてはきてたんですよね。
でも、どんなにがんばっても、やはりケーキ屋の品には全然及ばない。
やっぱりプロじゃないから仕方ないのかな~と半ばあきらめ気味だったところに、何かで読んだか誰かに聞いたかして、卵は共立て(全卵をそのまま泡立てる)じゃなきゃおいしく作れない…と知ったのでした。

レンジについてた本には、卵黄と卵白を分けて泡立てる方法しか載ってなかったし、共立てで作ったらひどい失敗をした…なんて話も聞いてたので、やってみようなんて思いもしなかったんですよね。
でも、ひょっとして試してみる価値はあるかもしれない…。

そうしてやってみたら、今までとは全然違う、ふわっふわできめの細かいスポンジが、ちゃんと焼けたんですよ!
若干泡立てが足りなかったのか、それとも立てすぎたのか、底のほうに少しだけかたい部分ができちゃってて、お店のには全然及ばなかったですけど、それでもうれしかったなあ。
その後は回数をこなすうち、徐々にどのくらい泡立てればいいかわかるようになり、わりといい感じで焼けるようになってたんです。

ところが、その後かなりのブランクがあり、ちょっと焼いてみようかなーという気を起こしたときに、慣れていたはずの共立てでやったら、無惨なかたくてボソボソのスポンジに…[たらーっ(汗)]
やってない間に、ちょうどいい泡立て具合の感覚を、すっかり忘れていたのでした。

前置きが長くなりました(いつものことですが…)。
最後に共立てで作った悲しいケーキのことが忘れられず、今回はまず失敗しないだろう別立てを選択。
材料は、これだけは何年経っても忘れない、以下の分量で。

小麦粉…100g
卵…3個
砂糖…100g
バター…大さじ1
牛乳…大さじ1

ただし、これは18cm型の分量なので、15cm型に合わせてすべて3分の2に。

小麦粉…65g
卵…2個
砂糖…65g
バター…小さじ2
牛乳…小さじ2

そして作業開始。
型にバター塗って、紙敷いて~。
小麦粉はふるって~、バターと牛乳を合わせてレンジで溶かして~。
卵黄と砂糖、卵白と砂糖を泡立てて、合わせて~、小麦粉混ぜて~、バターと牛乳も混ぜて~。
型へ流し入れて、予熱したオーブンへ。
とりあえずは170℃で30分。

こなした回数がダントツ多いだけあって、何も見ないでもスムーズにできました~(笑)。
そういえば、全盛期?には、紙を敷くところからオーブンに入れるまで、30分もかからずにやれたのでした。
やっぱり、身体に染みついた記憶って、そうそうなくなるもんじゃないんですね~(と、パウンドケーキの作り方はすっかり忘れていた私が言う)。

そして30分後、スポンジを取り出して竹串をさしてみる。
うん、何もついてこない!
型から外して、紙をはがすと…。

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見た目はまずまず。
たぶん、失敗はしてない!
あとはデコレーションするだけ…!

というわけで、後半へ続く~(笑)。
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イチゴのケーキ試作へ向けて…準備完了! [スポンジケーキ]

昨年末に「イチゴのケーキを作りたい!」と思い始めて2か月あまり。
暖かくなるにつれ、さすがにイチゴの値段も少しずつ落ち着いてきました。

ただ、安くなってもせいぜい1パック580円。
とりあえずの試作品に使うにしては、躊躇する価格なんですよねー。

セコいと思われるかもしれませんが、これまで作り上げてきた数々の失敗作のことを考えると、成功するとは限らない。
まともに食べられるかどうかもわからないものに、そんな大金?はかけられません~[あせあせ(飛び散る汗)]

というしょーもない理由で、延ばし延ばしにしていたのですが…。
そんな私にも、ついに出会いが訪れたのです。
たまたま寄った業務スーパーで、理想のイチゴを見つけてしまったのですよ!

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なんと1パック398円!
行きつけのスーパーでは、特売でもなけりゃありえないお値段です。

しかも、これってあの「あまおう」なんですよ!
錦織選手が食べていた、目が飛び出るような価格設定のケーキに使ってあるイチゴと、とりあえず同じ品種じゃないですか~~。

もちろん、お求めやすい価格(笑)だけあって、業務スーパーならでは?の小粒イチゴなんですけど、使用目的からするとそれはむしろ好都合。
大きくて立派なイチゴだと、たぶんケーキの間へはさむには存在感がありすぎるのです。

てなわけで、いそいそとその小粒「あまおう」を買い求め、帰宅してすぐさま試食。
うーん、小粒でもさすが「あまおう」。
甘みのなかにきっちり酸味も感じられて、なかなかのおいしさです~(注 : 写真は試食後に撮ったため、少々ボリュームが減少しております)。

ただ、思い描いているようにたっぷりイチゴを使うなら、たぶん1パックだと少し足りない。
でも、イチゴを買い足すなんてありえない!(←断言)
ということは手持ちの18cmケーキ型より、ひとまわり小さなものにしたほうがいいんじゃないだろーか。

たぶん、以前百均で見たスポンジケーキ型がよさげな感じ。
いや、実は店頭で発見したときは、小さくてしょぼい(←ひどい~)型だなーと思ってしまったのですが、考えてみれば、むしろ小さいほうが試作用にはいいんですよねー。
だって、失敗してもたくさん食べなくて済むじゃないですか~(笑)。

で、買ったのがこれ。

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外側が前から持ってた18cm型、内側がこのとき買った15cmの百均型です。
18cm型だと1台に卵3個使うんですが、15cm型ならたぶん2個でぴったりかなー。
だから、材料もすべて3分の2で計算すれば、普通にできるはず!

構想(笑)から2か月以上、ようやく私は、理想の「イチゴのケーキ」製作へ向けて動き始めたのでありました~。
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