SSブログ

ガトーショコラ手抜き版 [ガトーショコラ]

前回の試作で、私的には十分満足できるレベルに仕上がったガトーショコラですが、やはりネックはチョコレートを刻む作業!
かたいからやりにくいし時間もかかる。

これをなんとかできないものか…。
こうして、私はまたネットの海へと乗り出したのでありました。

例によって例のごとく、ガトーショコラの作り方が書いてある複数のページにアクセスし、チョコレートの溶かし方だけ見比べてみる。
まず、チョコレートを刻む工程だけど、レシピによっては「細かく割り~」とだけしか書かれていないものもあるんですね。

そういえば、熱くした生クリームに刻んだチョコを入れると、いつもすぐドロドロになってた。
あれなら刻まなくても普通に溶けてくれそう。
たぶん、
 細かく刻む→細かく割る
に変更しても、何も影響ないんじゃないだろうか。

あと、今回参考にしたレシピは、生クリームを鍋で沸騰寸前まで温め、そこに刻んだチョコレートとバターを入れるやり方だったのだけど、チョコレートとバターを湯煎にかけ、溶かしてから生クリームを加えるというのも多い。
ほかにもいろいろやり方はあるけど、ようはチョコレート、バター、生クリーム、この三つが溶けて混ざり合えばいいってことですよね。

鍋を使うと、最後にどうしても鍋肌にくっついたままのチョコレート液が多くなってしまう。
小さめとはいえ、やはり鍋だから表面積が大きいんですよね。
だったら、小さめのボウルを湯煎にかけて、その中で溶かしたほうが、とりきれないチョコレート液も少なくなるんじゃないかな。

というわけで、
 小さめのボウルにチョコレートを割り入れ、バターとともに湯煎で溶かす。
 そこへ生クリームを加えて混ぜる。
このやり方に変更してみる。

で、実際にやってみると、これがもう信じられないほど楽ちんなのですよ!
だって、チョコレートの包み紙をはいで、ひとかけずつ割りながらボウルの中へ入れるだけなんですもん!
これまで何分もかけて刻んでたのが、何十秒かで終わっちゃうじゃないですか~(感涙)。

しかも、刻むとまな板の上にどうしてもチョコレートのかけらが残ってしまうけど、当然ながらこういうロスもなし。
もちろん、湯煎にかければ問題なく溶ける。

DSC_0898.JPG

そこへ生クリームを加えれば、普通にチョコレートの液体ができあがりましたよ。

DSC_0900.JPG

ついでに、シフォンケーキのやり方(→ココアシフォンケーキのレシピ完成!)を取り入れて、卵白を先に泡立てる方式に変更。
あとはこれまで通りのやり方で作って焼き上げる。
これで普通に、同じものができちゃいました。

まあ、チョコレートを刻んでたのを割るようにしただけで、ほかのも別に大した変更じゃないんですけどねー。
でも、刻む作業がなくなったらえらくハードルが下がった気がして、今までより気軽に「食べたくなったから作ろう!」と思えるようになりました!
これは私的に「大いなる進歩」なのですわ~。

↓せっかくなので、レシピ確定版~。

【ガトーショコラ】

材料(20×11cmのパウンドケーキ型1台分)
ブラックチョコレート…50g(1枚)
バター…30g
生クリーム…50ml
小麦粉…20g
ココア…30g
卵黄…2個分
卵白…2個分
砂糖…65g

作り方
1.型にバター(分量外)を塗って紙を敷く。
2.小麦粉とココアは合わせてふるっておく。
3.チョコレートは細かく割り、バターは1cm角に切って小さめのボウルに入れ、湯煎にかけて溶かす。生クリームを加えて混ぜ、火をとめて湯煎にかけたまま置いておく。
4.ボウルに卵白を入れて七分立てにし、砂糖の半量を2回に分けて加え、角が立つまで泡立てる。
5.別のボウルに卵黄と残りの砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで練り混ぜた後、3のチョコレート液を加えて混ぜ合わせる。
6.卵白の半量を加えて混ぜ、2をふるいながら入れて木じゃくしかへらでさっくり混ぜ合わせ、残りの卵白を加えて練らないようにさっと混ぜる。
7.型へ流し入れ、二度ほど軽く落として空気を抜き、170℃に予熱したオーブンで33分焼く。
8.焼き上がったら紙をはがし、粗熱がとれたらラップに包んで冷蔵庫で冷やす。
タグ:レシピ
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。