ガトーショコラとの格闘(その2) [ガトーショコラ]
ガトーショコラは、焼き上げたあと型から外さず、そのままひっくり返して冷ますといい。
これを実行するために格闘していた私ですが…。
最初は型に敷いた紙ごと、逆さまに落下してへこみ…。
次は紙をやめてバターを塗り小麦粉をはたいたら、ひっくり返す時点で中途半端にはがれて変形し…。
この時点で一度もまともにできておりません。
どうすれば型から落下したり、一部がはがれたりしないようにできるのでしょーか…?
たぶん、一部がはがれなければいいわけで、それにはよりケーキと型を密着させる必要がある。
なら、シフォンケーキのように型にバターも何も塗らないか、塗る量を減らせばいい。
というわけで、バターをできる限り薄ーく伸ばして塗ってみたら…。
焼き上がってひっくり返しても、ケーキは落下しないし、一部がはがれて変形することもない!
たぶん、これが一番まし。
断面もいい感じじゃないですか~!
ただ、型から外すとき、側面は竹串を差し込んではがせるからいいのだけど、底が若干ひっぺがすようになるのが気になる…。
だから、底の部分だけ、型に一部貼りついて残ってしまうんですよね。
シフォンケーキ型なら底が外れるからいいんですけど…。
これをどうやって改善すべきか…。
このとき私の頭の中で、またも「ピコーン」という音が鳴り響いたのです。
底だけきれいにはがれないなら、底だけ紙を敷けばいいじゃ~~ん!
これはわれながら名案!
…と自画自賛しつつ、さっそく何度目かのガトーショコラ製作にとりかかる。
型の側面はバターと小麦粉、底だけ紙を敷いて、その中へタネを流し込む。
いつも通り、いい感じに焼けた!
そして、意気揚々とまな板の上で逆さにしてみる。
「ごとっ」
聞き覚えのある嫌~な音が、型の中から響いてきたではありませんか~
見なくてもわかる。
これは型の中でケーキが落下した音ですねー(^^ゞ
つまり、側面がくっついているだけでは、ガトーショコラの重みに耐えられなかったと。
逆さにした状態でも型と密着させたままにするには、紙は敷いちゃいけないってことなのですね。
だけど、紙を敷いたほうが、見た目、肌がきれいなんだよなー。
でも、おいしさetc.を追求するなら、全体にバターを薄く塗る方法しかないんだよなー。
どちらとも決めかねて、その後は両方のやり方でやってるんですけど、結論が出ないまま現在に至っております。
何かいい方法、ないですかねー。
これを実行するために格闘していた私ですが…。
最初は型に敷いた紙ごと、逆さまに落下してへこみ…。
次は紙をやめてバターを塗り小麦粉をはたいたら、ひっくり返す時点で中途半端にはがれて変形し…。
この時点で一度もまともにできておりません。
どうすれば型から落下したり、一部がはがれたりしないようにできるのでしょーか…?
たぶん、一部がはがれなければいいわけで、それにはよりケーキと型を密着させる必要がある。
なら、シフォンケーキのように型にバターも何も塗らないか、塗る量を減らせばいい。
というわけで、バターをできる限り薄ーく伸ばして塗ってみたら…。
焼き上がってひっくり返しても、ケーキは落下しないし、一部がはがれて変形することもない!
たぶん、これが一番まし。
断面もいい感じじゃないですか~!
ただ、型から外すとき、側面は竹串を差し込んではがせるからいいのだけど、底が若干ひっぺがすようになるのが気になる…。
だから、底の部分だけ、型に一部貼りついて残ってしまうんですよね。
シフォンケーキ型なら底が外れるからいいんですけど…。
これをどうやって改善すべきか…。
このとき私の頭の中で、またも「ピコーン」という音が鳴り響いたのです。
底だけきれいにはがれないなら、底だけ紙を敷けばいいじゃ~~ん!
これはわれながら名案!
…と自画自賛しつつ、さっそく何度目かのガトーショコラ製作にとりかかる。
型の側面はバターと小麦粉、底だけ紙を敷いて、その中へタネを流し込む。
いつも通り、いい感じに焼けた!
そして、意気揚々とまな板の上で逆さにしてみる。
「ごとっ」
聞き覚えのある嫌~な音が、型の中から響いてきたではありませんか~
見なくてもわかる。
これは型の中でケーキが落下した音ですねー(^^ゞ
つまり、側面がくっついているだけでは、ガトーショコラの重みに耐えられなかったと。
逆さにした状態でも型と密着させたままにするには、紙は敷いちゃいけないってことなのですね。
だけど、紙を敷いたほうが、見た目、肌がきれいなんだよなー。
でも、おいしさetc.を追求するなら、全体にバターを薄く塗る方法しかないんだよなー。
どちらとも決めかねて、その後は両方のやり方でやってるんですけど、結論が出ないまま現在に至っております。
何かいい方法、ないですかねー。
ガトーショコラとの格闘(その1) [ガトーショコラ]
前回、ガトーショコラはひっくり返して冷ましたほうがいいことを発見した私。
なんとかして型から落とさずやれる方法を考えてみた。
まず思いついたのが、型に紙を敷かず、バターを塗って小麦粉をはたき、そこへタネを流し込む方法。
これならしっかりケーキと型が密着するし、逆さにしても外れる心配はないですからねー。
というわけで、それ以外はいつも通りに作って焼き上げ、逆さにしてみる。
これなら絶対大丈夫…なはず。
…そのはずだったのだけど、前回のような「ごとっ」という落下音はしなかったのだけど、代わりになぜか「めりっ」という音が
この「めりっ」はなんなのか…。
確認したい気持ちをこらえ、とりあえずそのままの状態で、粗熱がとれるまで置いておく。
そして約2時間後、型を上向きに戻してみれば…。
原因判明。
「めりっ」はガトーショコラの片側が、型からはがれた音だったのです。
ひっくり返す途中、斜めになったときに、たぶんケーキの重みで片っぽだけはがれてしまったと。
悲しいのは、そのせいで焼き上がったときはちゃんと割れてた部分が、くっついてただの線になってしまってることです。
なんなんでしょう、この、シワのようないびつなラインは…。
しかも、全体が微妙にゆがんでいるじゃないですか~~。
それでもまあ、失敗ではないのだからと気を取り直し、冷やしてから切り分けてみる。
………。
この形、明らかにガトーショコラのものではナイ。
何の形かと問われれば…ラスク?
見た目はカリカリなラスクなのに、食べればしっとり濃厚ガトーショコラ(笑)。
もちろん、味はちゃんとガトーショコラなのですが、見た目だけで大笑い。
それに、前回は均一に入っていたチョコレートの層が、なぜか変なふうに偏ってしまってるんですよね
ひらめいたときは名案だと思ったのに、なぜこんな結果になってしまったのでしょう…。
というか、私が何かひらめいてやろうとすると、ロクなことにならない…というだけなのですが…。
もう適当なことをするのはやめたほうがいいかもしれない。
何回目かの反省をしつつ、私は次なる方法を模索するのでありました(←懲りてない)。
なんとかして型から落とさずやれる方法を考えてみた。
まず思いついたのが、型に紙を敷かず、バターを塗って小麦粉をはたき、そこへタネを流し込む方法。
これならしっかりケーキと型が密着するし、逆さにしても外れる心配はないですからねー。
というわけで、それ以外はいつも通りに作って焼き上げ、逆さにしてみる。
これなら絶対大丈夫…なはず。
…そのはずだったのだけど、前回のような「ごとっ」という落下音はしなかったのだけど、代わりになぜか「めりっ」という音が
この「めりっ」はなんなのか…。
確認したい気持ちをこらえ、とりあえずそのままの状態で、粗熱がとれるまで置いておく。
そして約2時間後、型を上向きに戻してみれば…。
原因判明。
「めりっ」はガトーショコラの片側が、型からはがれた音だったのです。
ひっくり返す途中、斜めになったときに、たぶんケーキの重みで片っぽだけはがれてしまったと。
悲しいのは、そのせいで焼き上がったときはちゃんと割れてた部分が、くっついてただの線になってしまってることです。
なんなんでしょう、この、シワのようないびつなラインは…。
しかも、全体が微妙にゆがんでいるじゃないですか~~。
それでもまあ、失敗ではないのだからと気を取り直し、冷やしてから切り分けてみる。
………。
この形、明らかにガトーショコラのものではナイ。
何の形かと問われれば…ラスク?
見た目はカリカリなラスクなのに、食べればしっとり濃厚ガトーショコラ(笑)。
もちろん、味はちゃんとガトーショコラなのですが、見た目だけで大笑い。
それに、前回は均一に入っていたチョコレートの層が、なぜか変なふうに偏ってしまってるんですよね
ひらめいたときは名案だと思ったのに、なぜこんな結果になってしまったのでしょう…。
というか、私が何かひらめいてやろうとすると、ロクなことにならない…というだけなのですが…。
もう適当なことをするのはやめたほうがいいかもしれない。
何回目かの反省をしつつ、私は次なる方法を模索するのでありました(←懲りてない)。
ガトーショコラをさらにおいしく、もっとおいしく [ガトーショコラ]
前回でガトーショコラのレシピは完成したはず…なのですが、実はもうひとつ試したいことがありまして…。
それが「焼き上がってから冷めるまで、型に入れたまま逆さにしておく」というもの。
そういえば、さんざん作ったシフォンケーキだって、同じやり方だよなー。
でも、あれは主に焼き縮みを防止するためだったような気もするけど…。
そういえば、スポンジケーキもそうしたほうがいいと聞くしなー。
どこのサイトに書いてあったかは忘れたのですが、下に沈んでいたものが均一になってどーのこーの…というのがあった気がします。
だったら一度試してみようか…と思ったわけです。
そして、レシピの通りガトーショコラを焼き上げ、熱々の型をまな板の上でひっくり返してみたら…なんと「ぼこっ」という音が、型の中から響いてきたではありませんか…
これはもしや、中で型から外れて、まな板の上へ落下したのではないでしょーか…。
いや、もしかしなくてもそれしかありません(T_T)
とりあえず、そのままにして粗熱がとれるのを待ち、型を持ち上げてみる。
ああ、そこには見事に落下したガトーショコラのお姿が…
涙目でひっくり返し、元の状態にしてみれば、落下のショックで中央がいつも以上にへこんでいるじゃありませんか~。
こんなことになるなんて、参考サイトには書いてなかった!
でも、ガトーショコラと型の間には紙があるわけで、紙と型が、ガトーショコラ本体の重みに耐えられるほど密着しているはずはないのだから、そのままひっくり返せばこうなることは明らかだったんですよねー。
私がそこに思い及ばなかっただけで…。
仕方なくへこんだガトーショコラをラップにくるみ、いつもの通り冷やす。
そして、あまり期待することなく試食してみたのですが…。
これって、なんか前のよりおいしい気がする…!
なんでかわかんないけど、そんな気がする…!
これが今回のガトーショコラ。
そして、こっちが以前焼いたもの。
今回焼いたのは、上部がへこんでいるのはともかくとして、チョコレートの層が均一に入ってるんですよね。
以前のは、下のほうに固まっちゃってるのに。
そうかー、これがひっくり返すことの効果なのかー。
下に沈んでたチョコレートが、逆さにすることで落ちてきて、全体に層が入るんですよねー。
いやー、たかが上下逆にしただけで、これほど違いが出るとは予想外でした。
これ、逆さにしても下に落ちないようにすれば、へこみもなく、均一な層にできるはず!
そしたら見かけもよくておいしくなるはず!
こうして私の「いかにガトーショコラを落下させず、逆さにして冷やすか」の研究?が始まったのでありました。
成果発表は次回に~(笑)。
それが「焼き上がってから冷めるまで、型に入れたまま逆さにしておく」というもの。
そういえば、さんざん作ったシフォンケーキだって、同じやり方だよなー。
でも、あれは主に焼き縮みを防止するためだったような気もするけど…。
そういえば、スポンジケーキもそうしたほうがいいと聞くしなー。
どこのサイトに書いてあったかは忘れたのですが、下に沈んでいたものが均一になってどーのこーの…というのがあった気がします。
だったら一度試してみようか…と思ったわけです。
そして、レシピの通りガトーショコラを焼き上げ、熱々の型をまな板の上でひっくり返してみたら…なんと「ぼこっ」という音が、型の中から響いてきたではありませんか…
これはもしや、中で型から外れて、まな板の上へ落下したのではないでしょーか…。
いや、もしかしなくてもそれしかありません(T_T)
とりあえず、そのままにして粗熱がとれるのを待ち、型を持ち上げてみる。
ああ、そこには見事に落下したガトーショコラのお姿が…
涙目でひっくり返し、元の状態にしてみれば、落下のショックで中央がいつも以上にへこんでいるじゃありませんか~。
こんなことになるなんて、参考サイトには書いてなかった!
でも、ガトーショコラと型の間には紙があるわけで、紙と型が、ガトーショコラ本体の重みに耐えられるほど密着しているはずはないのだから、そのままひっくり返せばこうなることは明らかだったんですよねー。
私がそこに思い及ばなかっただけで…。
仕方なくへこんだガトーショコラをラップにくるみ、いつもの通り冷やす。
そして、あまり期待することなく試食してみたのですが…。
これって、なんか前のよりおいしい気がする…!
なんでかわかんないけど、そんな気がする…!
これが今回のガトーショコラ。
そして、こっちが以前焼いたもの。
今回焼いたのは、上部がへこんでいるのはともかくとして、チョコレートの層が均一に入ってるんですよね。
以前のは、下のほうに固まっちゃってるのに。
そうかー、これがひっくり返すことの効果なのかー。
下に沈んでたチョコレートが、逆さにすることで落ちてきて、全体に層が入るんですよねー。
いやー、たかが上下逆にしただけで、これほど違いが出るとは予想外でした。
これ、逆さにしても下に落ちないようにすれば、へこみもなく、均一な層にできるはず!
そしたら見かけもよくておいしくなるはず!
こうして私の「いかにガトーショコラを落下させず、逆さにして冷やすか」の研究?が始まったのでありました。
成果発表は次回に~(笑)。
ガトーショコラ手抜き版 [ガトーショコラ]
前回の試作で、私的には十分満足できるレベルに仕上がったガトーショコラですが、やはりネックはチョコレートを刻む作業!
かたいからやりにくいし時間もかかる。
これをなんとかできないものか…。
こうして、私はまたネットの海へと乗り出したのでありました。
例によって例のごとく、ガトーショコラの作り方が書いてある複数のページにアクセスし、チョコレートの溶かし方だけ見比べてみる。
まず、チョコレートを刻む工程だけど、レシピによっては「細かく割り~」とだけしか書かれていないものもあるんですね。
そういえば、熱くした生クリームに刻んだチョコを入れると、いつもすぐドロドロになってた。
あれなら刻まなくても普通に溶けてくれそう。
たぶん、
細かく刻む→細かく割る
に変更しても、何も影響ないんじゃないだろうか。
あと、今回参考にしたレシピは、生クリームを鍋で沸騰寸前まで温め、そこに刻んだチョコレートとバターを入れるやり方だったのだけど、チョコレートとバターを湯煎にかけ、溶かしてから生クリームを加えるというのも多い。
ほかにもいろいろやり方はあるけど、ようはチョコレート、バター、生クリーム、この三つが溶けて混ざり合えばいいってことですよね。
鍋を使うと、最後にどうしても鍋肌にくっついたままのチョコレート液が多くなってしまう。
小さめとはいえ、やはり鍋だから表面積が大きいんですよね。
だったら、小さめのボウルを湯煎にかけて、その中で溶かしたほうが、とりきれないチョコレート液も少なくなるんじゃないかな。
というわけで、
小さめのボウルにチョコレートを割り入れ、バターとともに湯煎で溶かす。
そこへ生クリームを加えて混ぜる。
このやり方に変更してみる。
で、実際にやってみると、これがもう信じられないほど楽ちんなのですよ!
だって、チョコレートの包み紙をはいで、ひとかけずつ割りながらボウルの中へ入れるだけなんですもん!
これまで何分もかけて刻んでたのが、何十秒かで終わっちゃうじゃないですか~(感涙)。
しかも、刻むとまな板の上にどうしてもチョコレートのかけらが残ってしまうけど、当然ながらこういうロスもなし。
もちろん、湯煎にかければ問題なく溶ける。
そこへ生クリームを加えれば、普通にチョコレートの液体ができあがりましたよ。
ついでに、シフォンケーキのやり方(→ココアシフォンケーキのレシピ完成!)を取り入れて、卵白を先に泡立てる方式に変更。
あとはこれまで通りのやり方で作って焼き上げる。
これで普通に、同じものができちゃいました。
まあ、チョコレートを刻んでたのを割るようにしただけで、ほかのも別に大した変更じゃないんですけどねー。
でも、刻む作業がなくなったらえらくハードルが下がった気がして、今までより気軽に「食べたくなったから作ろう!」と思えるようになりました!
これは私的に「大いなる進歩」なのですわ~。
↓せっかくなので、レシピ確定版~。
【ガトーショコラ】
材料(20×11cmのパウンドケーキ型1台分)
ブラックチョコレート…50g(1枚)
バター…30g
生クリーム…50ml
小麦粉…20g
ココア…30g
卵黄…2個分
卵白…2個分
砂糖…65g
作り方
1.型にバター(分量外)を塗って紙を敷く。
2.小麦粉とココアは合わせてふるっておく。
3.チョコレートは細かく割り、バターは1cm角に切って小さめのボウルに入れ、湯煎にかけて溶かす。生クリームを加えて混ぜ、火をとめて湯煎にかけたまま置いておく。
4.ボウルに卵白を入れて七分立てにし、砂糖の半量を2回に分けて加え、角が立つまで泡立てる。
5.別のボウルに卵黄と残りの砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで練り混ぜた後、3のチョコレート液を加えて混ぜ合わせる。
6.卵白の半量を加えて混ぜ、2をふるいながら入れて木じゃくしかへらでさっくり混ぜ合わせ、残りの卵白を加えて練らないようにさっと混ぜる。
7.型へ流し入れ、二度ほど軽く落として空気を抜き、170℃に予熱したオーブンで33分焼く。
8.焼き上がったら紙をはがし、粗熱がとれたらラップに包んで冷蔵庫で冷やす。
かたいからやりにくいし時間もかかる。
これをなんとかできないものか…。
こうして、私はまたネットの海へと乗り出したのでありました。
例によって例のごとく、ガトーショコラの作り方が書いてある複数のページにアクセスし、チョコレートの溶かし方だけ見比べてみる。
まず、チョコレートを刻む工程だけど、レシピによっては「細かく割り~」とだけしか書かれていないものもあるんですね。
そういえば、熱くした生クリームに刻んだチョコを入れると、いつもすぐドロドロになってた。
あれなら刻まなくても普通に溶けてくれそう。
たぶん、
細かく刻む→細かく割る
に変更しても、何も影響ないんじゃないだろうか。
あと、今回参考にしたレシピは、生クリームを鍋で沸騰寸前まで温め、そこに刻んだチョコレートとバターを入れるやり方だったのだけど、チョコレートとバターを湯煎にかけ、溶かしてから生クリームを加えるというのも多い。
ほかにもいろいろやり方はあるけど、ようはチョコレート、バター、生クリーム、この三つが溶けて混ざり合えばいいってことですよね。
鍋を使うと、最後にどうしても鍋肌にくっついたままのチョコレート液が多くなってしまう。
小さめとはいえ、やはり鍋だから表面積が大きいんですよね。
だったら、小さめのボウルを湯煎にかけて、その中で溶かしたほうが、とりきれないチョコレート液も少なくなるんじゃないかな。
というわけで、
小さめのボウルにチョコレートを割り入れ、バターとともに湯煎で溶かす。
そこへ生クリームを加えて混ぜる。
このやり方に変更してみる。
で、実際にやってみると、これがもう信じられないほど楽ちんなのですよ!
だって、チョコレートの包み紙をはいで、ひとかけずつ割りながらボウルの中へ入れるだけなんですもん!
これまで何分もかけて刻んでたのが、何十秒かで終わっちゃうじゃないですか~(感涙)。
しかも、刻むとまな板の上にどうしてもチョコレートのかけらが残ってしまうけど、当然ながらこういうロスもなし。
もちろん、湯煎にかければ問題なく溶ける。
そこへ生クリームを加えれば、普通にチョコレートの液体ができあがりましたよ。
ついでに、シフォンケーキのやり方(→ココアシフォンケーキのレシピ完成!)を取り入れて、卵白を先に泡立てる方式に変更。
あとはこれまで通りのやり方で作って焼き上げる。
これで普通に、同じものができちゃいました。
まあ、チョコレートを刻んでたのを割るようにしただけで、ほかのも別に大した変更じゃないんですけどねー。
でも、刻む作業がなくなったらえらくハードルが下がった気がして、今までより気軽に「食べたくなったから作ろう!」と思えるようになりました!
これは私的に「大いなる進歩」なのですわ~。
↓せっかくなので、レシピ確定版~。
【ガトーショコラ】
材料(20×11cmのパウンドケーキ型1台分)
ブラックチョコレート…50g(1枚)
バター…30g
生クリーム…50ml
小麦粉…20g
ココア…30g
卵黄…2個分
卵白…2個分
砂糖…65g
作り方
1.型にバター(分量外)を塗って紙を敷く。
2.小麦粉とココアは合わせてふるっておく。
3.チョコレートは細かく割り、バターは1cm角に切って小さめのボウルに入れ、湯煎にかけて溶かす。生クリームを加えて混ぜ、火をとめて湯煎にかけたまま置いておく。
4.ボウルに卵白を入れて七分立てにし、砂糖の半量を2回に分けて加え、角が立つまで泡立てる。
5.別のボウルに卵黄と残りの砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで練り混ぜた後、3のチョコレート液を加えて混ぜ合わせる。
6.卵白の半量を加えて混ぜ、2をふるいながら入れて木じゃくしかへらでさっくり混ぜ合わせ、残りの卵白を加えて練らないようにさっと混ぜる。
7.型へ流し入れ、二度ほど軽く落として空気を抜き、170℃に予熱したオーブンで33分焼く。
8.焼き上がったら紙をはがし、粗熱がとれたらラップに包んで冷蔵庫で冷やす。
タグ:レシピ
ガトーショコラ改良版 [ガトーショコラ]
今回もしつこくガトーショコラです(笑)。
試作品の出来に気をよくし、分量を微調整して「理想のガトーショコラ」を作り上げるぞ~と決意したところまで、前回は書いたのでした。
で、その試作で得た改良点が、次の二つ。
・参考レシピよりチョコレートの分量を増やした(40g→50gにした)分、ほかの材料も同比率で増やしたけど、もっと濃厚にしたいので、チョコレート以外は元の分量に戻す。
・砂糖は同比率で増やせば100gになるところ、90gにしてみたけれど、それでも甘かったのでさらに減らす。
問題は砂糖の分量ですが、前回の90gのままだと今回は72gになる。
これをさらに減らすわけだけど、60gじゃ少なすぎるかなあ。
70gじゃ大して変わらないし、間をとって65gにしてみるかー。
作り方は前回と同じ、参考にしたレシピ通りに。
これでガトーショコラ試作品第2号、作ってみよー!
そしてまた、かたいチョコレートをがしがし刻んで~(以下略)。
今回も問題なく作業は進み、型に流し込んでオーブンへ。
温度は前回と同じ170℃、焼き時間は分量を減らしたのだから、35分→33分に短縮。
そうやって、できたのがこれ。
まあ、見た目は1回目と全然変わりないわけですが、一応ちゃんと2回目に撮った写真なので(笑)。
あ、中央の割れが大きいのが、ちょいとばかし違うところですかねー。
で、すぐ食べたいのをがまんし、ラップに包んで冷蔵庫で冷やし…。
2時間後、取り出して試食してみたら、これがなんと!
信じられないことに、ほぼ想像通りできてたんですよ!
より濃厚に、でも甘さは控えめに。
ああ、目指したガトーショコラがここにある!(注 : あくまでも「手作り品としては」レベルです)
ここで失敗したほうが、ブログのネタとしてはおもしろかったかもしれませんが、幸か不幸かそんなことにはならなかったんですねー。
まあ、ネタにならなくても、やはり成功したほうが気持ちがいいもんです。
っていうか、あまり失敗してばかりだと、私の心が折れてしまう~(^^ゞ
ただ、これで「レシピ完成!」といかないところが、私でして…。
このガトーショコラはとてもおいしい!
本当においしい!
でも、あの作業が超メンドクサイ…メンドクサイ…メンドクサイ…。
どうやったら手を抜けるか…。
その思いで、私は次なる改良点を模索するのでありました(笑)。
試作品の出来に気をよくし、分量を微調整して「理想のガトーショコラ」を作り上げるぞ~と決意したところまで、前回は書いたのでした。
で、その試作で得た改良点が、次の二つ。
・参考レシピよりチョコレートの分量を増やした(40g→50gにした)分、ほかの材料も同比率で増やしたけど、もっと濃厚にしたいので、チョコレート以外は元の分量に戻す。
・砂糖は同比率で増やせば100gになるところ、90gにしてみたけれど、それでも甘かったのでさらに減らす。
問題は砂糖の分量ですが、前回の90gのままだと今回は72gになる。
これをさらに減らすわけだけど、60gじゃ少なすぎるかなあ。
70gじゃ大して変わらないし、間をとって65gにしてみるかー。
作り方は前回と同じ、参考にしたレシピ通りに。
これでガトーショコラ試作品第2号、作ってみよー!
そしてまた、かたいチョコレートをがしがし刻んで~(以下略)。
今回も問題なく作業は進み、型に流し込んでオーブンへ。
温度は前回と同じ170℃、焼き時間は分量を減らしたのだから、35分→33分に短縮。
そうやって、できたのがこれ。
まあ、見た目は1回目と全然変わりないわけですが、一応ちゃんと2回目に撮った写真なので(笑)。
あ、中央の割れが大きいのが、ちょいとばかし違うところですかねー。
で、すぐ食べたいのをがまんし、ラップに包んで冷蔵庫で冷やし…。
2時間後、取り出して試食してみたら、これがなんと!
信じられないことに、ほぼ想像通りできてたんですよ!
より濃厚に、でも甘さは控えめに。
ああ、目指したガトーショコラがここにある!(注 : あくまでも「手作り品としては」レベルです)
ここで失敗したほうが、ブログのネタとしてはおもしろかったかもしれませんが、幸か不幸かそんなことにはならなかったんですねー。
まあ、ネタにならなくても、やはり成功したほうが気持ちがいいもんです。
っていうか、あまり失敗してばかりだと、私の心が折れてしまう~(^^ゞ
ただ、これで「レシピ完成!」といかないところが、私でして…。
このガトーショコラはとてもおいしい!
本当においしい!
でも、あの作業が超メンドクサイ…メンドクサイ…メンドクサイ…。
どうやったら手を抜けるか…。
その思いで、私は次なる改良点を模索するのでありました(笑)。
タグ:実製作